「日本はブラック、海外はホワイト」論争の中身とアウトソーシングの先

| コメント(0)


海外に在住されている日本人の方の論説としてよく聞く話の一つに、日本はブラック企業で海外のはホワイト企業ばかりだというものがある。在住されていない人でも、海外の企業を持ち出して太鼓持ちし、日本の企業を比較対象に挙げて叩く。まぁ、その語られている内容が事実であれば問題は無いのだけど。どうも違和感を覚えてもやもやしているのがあり、そのもやもや感の実態を見せてくれそうなのがこの話。

これもまたすべてがすべてでは無いのだけど、このパターンが多分にあるんじゃないかなという気はする。日本ではアウトソーシングした先のブラックとなりやすい部分も国内にあるから(さらには企業内で内包してしまうから)、露呈すると日本企業が云々となる。海外の場合も似たようなパターンはあったのだろうけど経営上の問題とかつっこみが入り、海外にアウトソーシングされてしまった(のが生き残っている)というところか。そういや時々、国際企業で新興国での労働問題が云々ってのを見聞きするけど、それが該当すると見れば理解はできる。

また、メイドさんの例が挙げられているけど、それもまた労働条件的にはブラックに他ならず。例えばシンガポールのメイドさんのお話は色々と込み入っているので【検索をお勧めする】。当方もこれは初めて知って、驚いたのだけどね。

定期的に話題に上る外国人技能実習制度云々の話。日本だけがなどという話もあるけど、要は欧米における不法入国者と同じベクトルだと考えるとすっきりすると共に、日本に限らない本質的な構造なのでは、と思う次第。これもまた形を変えた、ブラック企業の海外や自国籍以外の在住者へのアウトソージングのシステムの一つなのかなあ、と。

米国における不法入国者への対応の、支持政党による違いもこの辺りに絡んできそう。民主党は不法入国者に寛容なんだけど、不法入国者の多い地域はその人たちの就労も多いし、それで経済が支えられていることもあり、そういう地域では民主党支持者が多いんだよね。

色々と問題がつながっているのだなぁ、と改めて。

            

コメントする

            

最近の記事25件

Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2017年10月14日 07:58に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「投票するなとか白票を投じろというご意見の思惑、その可能性」です。

次の記事は「ハッピーセットのリカちゃんが予想以上によい出来だった」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2017年10月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31