YouTuberの動画が小中学生向けだという話と、その層へのアプローチの慎重さの必要性と

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直接紹介はしないけれど、先日警察官の目の前で白い粉(何の問題もないもの)を意図的に見せて違法系の粉を持ち歩いているかのようなしぐさをして逃げて、警察を惑わせる的な動画が話題に登っていた。いわゆるYouTuberによる承認欲求...というよりはさらにそれを一歩超えて、面白そうであれば、客寄せができれば、ページビューが稼げれば何をしてもオッケーという、自称免罪符を振りかざした行為の一つに他ならない。動画を撮り披露するという前提がなければ、そのような行為は単なるいたずらを超えた悪質な問題行動であるのは、普通の人ならばすぐに理解はできるはず。公務執行妨害辺りが適用するのかな、とも思ったりする。

で、その話の中で「YouTuberの動画は視聴者対象を小中学生としている」というのがあった。非常に納得がいく話ではある。それと同時にかなり不安に感じた内容が上記のツイート。

動画ってのは文章や絵よりも直接的に分かりやすく短時間で、相手に深い印象を刻ませる。だからこそ、予備知識がほとんどない、分別がつかないところも多い、社会的倫理観がまだ構築されていない子供に向けて、問題のある、マネされては困るような内容の動画を見せるのは、大変リスキーではある。だからこそテレビなどの子供向け番組では、相応の慎重さの上で内容を吟味し、制作している。また、放送後にも色々と問題が指摘されることも多々ある。

ところが動画の場合は、その配慮・思慮が作り手側には無い。善意に任せるしかないのだけど、それを考慮すると手間はかかるしアクセスが稼ぎにくくなる(手軽に稼げない)。エログロナンセンスは簡単便利だけどTPOをわきまえて......という話のうち、後者が無視されてしまっている。無論、すべてのYouTuberがそうである、とはいわないけど。また、YouTuberの動画に限った話ではないけど。


今件もその良い例。水銀とある物を用いてお化け云々ってのは、はたから見てれば化学実験の一つとして興味深いものではあるけど。その実験の際には色々と安全対策をして慎重に行っているのに、その辺りを取っ払った形で紹介されてしまうと、真似をする子供が出てくる可能性は否定できない。

現状は自動車免許を取らない、取れないような人にも自動車運転ができるような状態。今後この類の問題は色々と出てくるだろう。今も時折見かける炎上写真事件も背景としては似たようなもの。何か良い手はないだろうか。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年9月 7日 07:41に書いた記事です。

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