レスポンシブウェブデザインと画面との長時間対峙ライフスタイルと

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デザインなんてオマケみたいなものだから適当でいいんじゃん? 的な風潮が結構あるし、逆にデザイン界隈でもいい加減で適当にやらかしちゃっていいや、という姿勢で臨んでいるところが少なからず見受けられるので、全体としての見方を変える必要があるんだろうなあ、という印象が個人的にはあるのだけど。

指摘されている通り、社会文化の上で画面を眺める時間が長時間になっている、少なくとも人類有史の上ではかつてないほどの時間である現状を鑑みるに、指摘されている通り、画面構成に関わる心理学的なものとか、デザインセンスと見る人に与える影響とか、使い勝手といったインターフェイス的なものは、もっとウェイトを置かれてしかるべきものじゃないかな、と。眼鏡とか杖といった、人間の機能補助的な存在としての認識でもよいかもしれない。

レスポンシブ(ウェブ)デザインってのは当サイトも先日実装したけど、表示させるブラウザのサイズでサイトそのものの見せ方を変える仕組み。結構面倒くさいのだけど、一度実装してしまえばあとはいつも通りの作業に戻れる。個人的には見る端末で表示のテンプレートを変える切替方式より合理的かな、という気はする。もちろん「こういうデザインで見せたい」という送り手側の意図はパージされてしまうのが難点ではあるのだけど(テキストで見せるか、PDFで見せるかの違いみたいなものだな)。

報いられるべきってのは要するに、報いるような体制を作り上げれば、それだけさらに注力され、よりよい環境が生み出されるようになるってことなんだよね。


で、表示周りから派生して液晶に関して。指摘の通りエネルギー効率が良いとは言えない液晶が表示素材としては主流になっている。将来もっと簡単に生産出来て効率の良いものに置き換えられるとは思うのだけど、そこに至るのには色々と大変なハードルがあるのだろうなあ、と。例に挙げられている電気の製造業への波及のように、色々と関連する仕組みそのものまで変える必要があるからね。

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このページは、不破雷蔵が2017年8月23日 07:01に書いた記事です。

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