文化の変化とはやりすたりと

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当方自身はこの類のレジャーにはとんと疎いので実体験による感触を実感できるわけではないのだけど、統計を取れば容易にこの類は利用人数周りで容易に把握はできると思う。

で、指摘されている通り、斜陽になるのは利用者が少なくて商売が成り立ちにくくなるからであって、それはすなわちその界隈のレジャー文化が落ち目、需要が減っているからに他ならない。若年層のレジャー利用としての自動車離れは有名だけど、それ以外にも色々と、ということになる。まぁ自動車も合わせ、金銭的な問題うんぬんというよりも、リソースを投入する方向が変化しただけの話ではあるのだけどね。

需要側が変化しているのに供給側が変わらなければ、供給が廃れていくのはいわずもがな。キャバクラなるものや風俗系も、今のスタイルではどんどん規模縮小を余儀なくされるような気がするってのは言い得て妙。個人的には例えば、バーチャルキャバクラとかを創ったら大いに盛り上がる気がするけど......法的にはどうなるんだろう、これ。


「古臭い」って言葉は非常にガッツリとくる。単に古いだけじゃなく、時代遅れとなってしまっているんだよね。金銭的な問題だけじゃない。そして指摘されている通り、業界側が切磋琢磨、環境の整備、マーケティングをしてこなかったからこそ、古臭くなってしまっている。ぶっちゃけると「若者の●×ばなれ」の多分はこれなんだけどね。

前世紀中ごろぐらいなら、そのような怠慢的な態度でも数十年間、業界側の世代交代がなされるぐらいには何もしなくてもよかったのだろうけど、今は社会文化そのものの変化スピードが加速度的なものになっているからね。常に今を見て、先を見越して色々と考えなきゃならない。金山はすぐに掘りつくされてしまうのだな。今のノウハウを活かしつつ新しい鉱脈を探す努力をしなきゃ、立ち行かなくなるのは娯楽・レジャーに限った話ではないと思う。

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このページは、不破雷蔵が2017年7月16日 07:16に書いた記事です。

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