「女性の壁」と痴漢冤罪と

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これに対して民進党の女性議員らが、早くも国会の廊下をふさぐ作戦に出ている他、野党側は内閣不信任決議案の提出などあらゆる手段を使って徹底抗戦する方針。

2年前の安全保障関連法の参議院審議の際に野党女性議員が事前に打ち合わせた上で「女性の壁」なるものを築き、議員の会場入りを阻止しようとした件。男性議員が入ろうとするとセクハラだなんだ的なプレッシャーをかけて妨害、衛視に排除させようとしても同じ対応、そこで女性の衛視を導入したら「女性を利用するのか」と逆切れしたという顛末があった。

で、先日もほぼ同様の挙動がなされたという話があり、一次ソースも確認できた。第一報の時点では何かのコピペかデマか勘違いでは......という思いと願いがあったけど、例の「これが現実」のイメージカットが脳内を駆け巡る。

安全保障関連法の時にも「性の区別を悪用した挙動は男女の性に関わる問題に対する暴挙でしかない」「普段から男女平等を語る方面が何の抗議もしないのは、結局性差別を自らの主義主張に利用しているだけ」という感はあったのだけど、それがまた繰り返されることになった。

また指摘の通り、昨今話題に登っている痴漢冤罪周りにも大いに関わってくる。まさに「国会議員が痴漢冤罪を仕掛けている」ことに他ならない。男女の性問題って、こんな風に使うのが目的なのかな。国会議員が公然と成しているってことは。

「冤罪の トラップしかける 女性議員」。川柳にしてもひきつった笑いしか出てこない。下手をすると「これだから女性の政治家は」等という風潮にまで発展してしまうのではないだろうか。男性だろうと女性だろうと、能力や実績に応じた評価をすべきであり、そこに性の違いは何ら関係はない。にも関わらず性という属性を悪用するケースが多々生じると、その属性との関連性が疑われてしまいかねないのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2017年6月15日 07:41に書いた記事です。

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