「研究者の共通通貨は情報」という考え方

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「ドクトル・ノンベ」という漫画に、色々な業界の一線級の知識を持つ人たちを深い眠りのような状態に陥らせたままで自由にデスカッションをさせ、深層意識に至るまでの情報をやり取りさせて新しい技術を生み出させるという話があった。情報は有している本人にとって大きな価値となるものであるけど、それを有意義に活かせる、さらには手持ちの情報と合わせ反応させて、さらなる付加価値が生み出されるってことも多々ある。それが多角的に行われれば、それこそ大爆発も起きるだろう。仕組み的には人の脳内におけるシナプスによる情報伝達のような感じ。

そう考えると、情報を手の中で握って貯め込みにやにやしているよりは、関係する人たちにどんどん配った方が、つながりは増えるし、その情報からの化学的反応もより多く期待できる。

物品やお金と、情報とで何が違うのかというと、物品などは渡してしまうと手元に残らないけど、情報は渡しても手元にそのまま残るのが大きな差異。手元のおまんじゅうを友達に渡して自分のがなくなったらイヤだけど、自分の手元に残ったまま友達にも渡せるのなら、渡した方が色々と楽しいし、広がりも見えてくる。

この点が「情報」というものの特異性でもあるのだな。

もっともこの点で気をつけねばならないのは、情報の発信元におけるオリジナリティ、起源の尊重。他人からいただいた情報を自分の想起物であると主張したり、その情報から発生しうる対価を還元しないとなると、発信源側はしかめっ面をせざるを得なくなる。特許とか、漫画のコピー配信問題とか、悪質系まとめサイトが良い例かな。

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このページは、不破雷蔵が2017年6月13日 07:59に書いた記事です。

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