「初任給は年収700万円」というお話

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バブル時代の好待遇周りの話で「初任給は700万円」というキーワードが挙がってきて、そりゃ歩合制の業態で優秀な人材が入社すれば、しかも普通に言われている初任給=最初の月給ではなく一年目の給与合算ならばそれも不可能では無かったのだろうし、超好業績な会社に入社してボーナスがもりもり上乗せされればあり得たかもしれないけど(そもそも初任給にボーナスを加算して良いのか否かは別の話)、ちょっと違和感があったのでデータを精査。

バブル崩壊直前の平成元年における初任給(月給)はこんな感じ。平均的な値の限りでは、年収700万円、月給なら50万円ぐらいかな(ボーナスで100万円と大盤振る舞いという設定)という数字にはまったく届くはずも無く。

まぁ、バリバリに頑張っている人なら業績挙げてそれぐらいを稼ぐ人がいたかもしれないけど。世の中の平均として挙げる値としては正しくはなさそう。


条件は限られた範囲になるけど、ボーナスに関してもこんな感じ......ってあれか。夏と冬の2回だから、ボーナスだけで合算して140万円ぐらいはいくのか。金融や保険関係などの歩合制のところなら、初任給が700万円(年)ってのもあながち放言とは言い難い気もするな。

もっとも数字からは表れにくい部分は、多分にバブル期と今とでは大きな違いが。サービス残業の有無とか、就活の際の企業による囲い込みとか、交通費や日当の支給とか。今では「そんなのあるわけないじゃん」という類のものが、バブル期には当たり前だったってのも多分に確認されているのだな。

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このページは、不破雷蔵が2017年6月 1日 07:28に書いた記事です。

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