「不法移民として日陰で生きるのに疲れた」というパワーワード

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先日のTBS・報道特集で放送されていたという、米国の不法移民のお話。実際にはキャプチャされた画像などが流れていたのだけど、それは版権上の問題があるのでさておくとして(著作権法上の引用の範囲内か否かが微妙。個人的には「報道」の領域内にあるとおもうのだけど)。

で、その中で数々の不法移民な人たちが現状と不満を語るシーンが次々と報じられるのだけど、その中で語られていたのが「不法移民として日陰で生きるのに疲れました」「摘発や強制送還から身を守る方法(の勉強会が開催)」などと出てきて、ちょいとアゴが地面に落ちて数メートル掘り進んだ感。なんというパワーワード。

不法移民だが犯罪歴は無いし税金も払っているので見逃してくれという主張も元ツイートにはあったのだけど、まさにその通り。人道云々と指摘される方もいるかもしれないけど、法に触れている行為を正当化してはならないのはもちろんのこと、合法的に移民となった方々が馬鹿を見るのを考えると、どのような判断が正しいのかは分かるはず。順法意識の低下は、文化社会においては避けねばならない状況に違いない。


そもそも今件は米大統領選挙の時から繰り返し語られていたこと。米報道も、それをコピペした日本の報道も、不法移民を正当化する論調を成したり、合法的な移民と不法移民をごちゃまぜにして論じているので、実態を掌握できていない方も多いと思うけど。そして不法移民が多いとされる場所と、民主党の支持母体とは異様なまでにかぶりが生じているのだよね。指摘されている通り、日本の「外国人研修生」問題と似たような感は強い。

日本の報道もうわべだけ......というか米国の報道のコピペみたいな感じで扇動して伝えるのではなく、しっかりと実情を伝える事が必要だと思うのだけど。そば事案とか築地・豊洲事案を見る限りでは、それは無理そうだな。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月28日 07:13に書いた記事です。

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