アプローチの過程を絞り込むことで厳選する方法

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ネット上のコミュニケーションは窓口が多い方が良いし、アプローチを行う手口も多様なものの方が良い。電車の広告にしても1駅にのみじゃなく路線の駅すべてに置いた方が良いってのと同じ。色々な機会を設けた方が、そのタイミングで目に留める人へのアピールの可能性をキャッチできるからね。ツイッターでの告知の仕方周りでも以前伝えたような気がする(フォロワーに伝えるのだから1度きりでよいってわけじゃないってこと)。

他方、窓口を広げてハードルを低くすると、当然品質的に多種多様なアプローチが成されることになる。受け取った上で取捨選択をするのは非常に面倒。そこで受け手側に到達するまでに、つまり連絡してもらうプロセスにおいて、多種多彩な説明をしておき、それに合致した人のみが連絡できるようにしたというもの。これで問い合わせ側を選りすぐることができるようになる。

指摘している方のpixivのプロフィールを見たら確かにメアドは書かれてなかったし、ウェブサイトに誘導してあった次第(Pixivメッセージは対応しない、とも)。

これってレストランなどのドレスコードとか、ビジネス系サイトの資料請求フォーマットと同じ考えなんだよね。相応にまじめで受け手側にもメリットがある人でないと、連絡はしない。一種の試験みたいなものなんだな。ウェブの広告様式では一般的な「とにかく集客する」ってのとは逆の発想のように見えるけど、それがビジネスモデルとして意味を成さない状況の時には、この考え方もありだな、と思う次第ではある。

まあ、お気軽な感想の受け口としてはガチガチでちょっと引いちゃうけど、真面目に仕事をお願いしたいって人なら、これぐらいの手間はかけるはずだよね。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月27日 07:02に書いた記事です。

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