上から目線の報道姿勢と、その裏付けの報道と

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先日の【トランプ米大統領の「歴史上これほどひどく扱われた政治家は無い」と歴史家を自称する人たちのツッコミと】の記事は再度読み直してみると、トランプ米大統領の発言にツイッターでこういう話があったとする、意図的な抽出による記事構成で終わらせて結論付けるというスタイルでは、いわゆるまとめサイトやJキャスなんちゃら辺りと変わらないとも評価できる。方向性の恣意化がいくらでもできるもので、先日「世界で一番信頼されているメディア」と自称する記事が目に留まったけど、今件記事を読んだ後では醒めた目でしか読めない。

また、良く考え直すと、大統領の「最近自分への、特にメディアからの取り扱われ方を見て下さい。これほどひどい扱いをされてきた政治家は歴史上かつてないでしょう。酷い、さらに不公平なものです」とする発言を報じる記事の数々が、その大統領の発言を肯定するような中身となっているというのは、いかにも皮肉なお話ではある。このような報道が日常茶飯事的に欧米の報道界隈では起きて、それを日本の報道もベタで伝えている。まぁ、この辺りは大統領選の時の報道姿勢で明らかになったことではあるのだけど。

日本国内に目を向けると、朝日新聞にしても毎日新聞にしても(系列テレビ局も合わせ)、報道として品質のレベルで非常危うい内容のものの発信が頻度を高め、その危うさも濃いものとなっている現状は、内部の人における低品質な人の割合が増えているのか、何らかの焦りがあるのか、確信的利益を第一にと命じられたのか、と色々と考えを馳せてしまう。これまでにも似たような話はあったのだけど、昨今になりその頻度と問題の程度があまりにも濃さ、悪質性が増している。手癖の悪い子供がいくら叱られても止めようとせず、開き直っているような雰囲気。

もっとも、今回のトランプ米大統領の演説に絡んだ話を思い返すに、リベラルを自称する報道界隈の退廃ぶりは、日本に限った話では無い気もする。単なる退廃、劣化というよりは、怠惰な退廃に香りは近い。SFによく登場する、熟成しすぎた退廃文化の成れの果てのような、そんな感じ。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年5月25日 08:04に書いた記事です。

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