ネット上の実名至上主義者のこわいところ

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何度か説明しているけれど、ウェブ上では極力リアルなプライベートのデータは出すべきではない。これは物理的な被害を受けるリスクが生じるから。他方、ウェブ上の発言や作品などは極力名前(実名と限定していない事に注意。要は紐づけができる符牒のこと)を出すべきで、それがあれば製作者の背景や傾向を推し量り、記事作品の奥底にあるもの、向こう側に隠れているものを見出す事ができる。

で、指摘の通り、自由に政治周りの話をしたら脅迫される云々ってのは、特に震災以降大いに目に留めている。また最近では就活生に対し「政治の話をしているのが企業側に分かると、パージされるかもしれない」的な話もある。まぁ、政治云々っていっても、反社会的なものなら仕方がないけど。それは一般の政治の領域を超えている。

指摘のある「敵対者には何してもいい」っていう独自ルール。これ、本当に多いんだよね。自らの信念を絶対正義なものとして、神のお言葉的なものと認識し、それに仇名すものは我が天罰を食らわしてくれようぞ、ぐらいの感覚になっている。


見方を変えると現状で執拗に相手に対し実名やら実プロフィールの公開を強要する界隈は、多分に「失うものが何もないタイプ」「社会的に影響力があるか、組織などをすぐ動かせるタイプ」「なんらかの圧力団体に属してるタイプ」だったりする。特に最後の事例が多いよなあ、二番目も結構あったりするけど。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月 8日 07:24に書いた記事です。

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