固定電話の料金が将来3分8.5円固定になるという話。ただしNTTのに限る

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NTTは6日、固定電話の距離別通話料金をなくして全国一律の新料金を導入すると正式発表した。


2024年初めから現在の市内通話料と同水準の3分8・5円で提供する。現在、長距離の通話料は最大3分80円で、遠距離間で通話する場合は大幅に値下がりする。これに伴い、「市内」や「県外」など距離別に使いたい固定電話会社を選ぶ「マイライン」サービスは廃止する。


年一発表の情報通信白書の更新と共に記事内容を新しくしている【電話加入者数の推移をグラフ化してみる】でも、記事執筆の際にそんな話を聞いていたよなあということを思い出したお話。NTT側の詳細資料を読めば分かるのだけど、今の固定電話用の施設が耐久年度の上でそろそろヤバイので、遠くないうちにIP電話網に切り替えるよ、その時に料金を引き下げるよということ。IP電話は距離依存がほとんどないので、一律金額に出来る次第。

工事とか面倒くさくない? と思ったのだけど、これも書かれている通り、基本的に工事は無し。電話機などもそのまま利用可能。契約も何度か他社への切り替え案内の上、それに応じなければ自動的にNTTのIP電話サービス「メタルIP電話」に移行。

スケジュールの限りでは2021年あたりからIPへの接続を開始、2022年から各種お知らせやら手続きを開始し、2025年までには切り替えを終了するとの話。まぁ、その頃までには固定電話を利用する人ももっと少なくなるのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2017年4月 7日 06:57に書いた記事です。

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