幼い子供がいる夫婦世帯の、夫の家事や育児時間の国際比較の話

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タイトルにある通り、日本の子供が居る夫婦世帯では、夫の家事時間が国際的に比較してみると少ない云々という話はよく挙がり、その具体的な証拠として挙げられるのが少子化社会対策白書などで掲載されているグラフ。ただ、ここ数年ずっと同じグラフが掲載されたままだし、この関連の話のツールとして使われるケースが増えているにも関わらず、一次ソースを当たっている動きが無いってのも変な話だなということで、先日時間をもりもりかけて精査した次第。せっかくなので対象国を増やしたりする。

で、日本のは社会生活基本調査。これは5年おきの調査で直近分は現在2011年調査のもの。米国は2015年分、そしてEUは......特別調査によるものの結果で、今現在でも前世紀末から今世紀頭の調査のが最新。20年近く経過しているってわけだ。

確かに現状手に入る最新のデータでも、日本の値はかなり低め。ただ、言われているほど段違いってわけではない。しかも生活習慣や社会システムや文化が異なる上で単純比較をするのは、かなりリスクがある。男性の育児休暇がどこまで認められているか、とかね。

加え、日本の値は早ければ来年にでも2016年調査結果にアップデートが可能となる。ここ数年に実施された育児関連の調査の限りでは、男性の育児や家事の時間は増えているので、今回のグラフで見えた差異も随分と縮まるのではないかな、と思ったりする。

それよりEUの値をどうにかアップデートしたいところではあるのだけど。いくら何でも20年ぐらい前ってのはかなりマズい気がするのだよね。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年2月22日 06:55に書いた記事です。

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