テレビや新聞が「ネットの信頼性」と問題提起をするのは何か軸がぶれている

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米大統領選挙の際のフェイクニュースや、DeNAのWelq問題に始まった医療方面を中心とする専門的技術に関わる情報のサイトにおける発信をトリガーとした「インターネットメディアの信頼性」。この視点に関しては当方も何度かツッコミを入れているけど、引用先の話の通り、新聞やテレビなどの従来型メディアが正しくて、インターネットの情報はすべてあやしいって切り口がおかしいよね。

医療方面の話に限っても、インチキな内容、怪しげな主張の書籍は山ほどある。例のがん周りの放置「医療」やらEM菌のあれこれが良い例。書店に足を運び、その方面のコーナーを見て、どれだけまともな内容のがあるかを精査したら、「インターネットメディアの信頼性」云々ってのは、どんぐりの背比べでしかないってのが分かる。

新聞やテレビは情報インフラであると同時に、ほぼイコールでそのインフラを用いて情報を発信する業界・企業集団を意味する。メディア云々の話で新聞を語る際に機関紙や学級新聞は対象外となるし、個人ベースではテレビは放送できないよね。一方インターネットは原則として情報インフラであり、大よそ誰もが使える。それを新聞やテレビと同列で比較する事自体がナンセンス。

その点が理解できずに新聞やテレビ界隈は「ネットは信頼できない」と語っているのか、むしろ逆で、そのような錯誤的解釈を意図的に成すことで、新聞やテレビの優位性を確保し続けようとしているのかもしれないな......


......という話は本家サイトの記事で、メディア単位での信頼性の調査結果の分析の時など折に触れている。要は、「配信している情報の中身の問題であるはずなのに、配信するツールの問題にすり替えられている」わけなんだな。

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このページは、不破雷蔵が2017年2月20日 07:10に書いた記事です。

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