トランプ政権への米報道の姿勢は「厳しい」か「生ぬるい、もっとやれ」か。支持政党で二分される意見

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以前から何度か触れている通り、米大統領選とその後のあれこれは、多分にリベラル≒都市部≒民主党支持者+報道と、保守派≒地方≒共和党支持者の対立の激化でしかなく、元々存在していた構図が露呈されたまでの話。で、その一端が今回のギャラップによる調査、政権誕生後のトランプ政権に対する報道の姿勢は、厳しい(やり過ぎ)か、丁度よいか、生ぬるいのでもっとやれか、との結果にも表れている。

表を見れば分かる通り、トランプ氏側の共和党支持者は「やり過ぎだ」が多数、民主党支持者は「丁度良い」と「もっとやれ」が同じぐらい、いや後者の方がやや多い。この数字だけを見ても、米国の現状がつかみ取れる。

報告書の最終段落では「共和党派は広い層でメディアへの『過剰な姿勢』への不満を持っている。民主党派は半数がまだ生易しいと感じている」とコメントし、明らかに支持政党≒支持している社会理念による断絶が生じているとの認識がある。


ちなみにオバマ前米大統領の就任直後の動向はこんな感じ。報道が大よそ民主党寄りであることから、トランプ現大統領の結果を党派別にひっくり返したあと、項目を一つずつずらした感じとなっている。

元々米大統領選を含めた米国の政治体制、あるいは対立は、民主党≒リベラル⇔マスメディア+都心部と、共和党≒保守≒地方 との構造。あまりにもざっくばらんだけど、概要の理解にはこれで十分。メディアの普及浸透や社会の効率化により、この対立軸も鮮明になってきた......というのは以前説明した通り。

結果、オバマ治世で「やり過ぎた」反動が現在出ているのと、先の選挙が大量のリソースを導入した上で僅差での勝敗だったので、負けたとの認識がし難い民主党側の反発が続いていると見るのが、現状の正しい理解かなと判断してよいだろう。

米テレビ系ニュースでは今までCNN≒リベラルが最大かつ主軸的存在だっだけど、保守的色合いの強いFoxNewsの登場で、大きな変化が生じているのが実情。なぜFoxがそうなのかは、成り立ちなどをご確認あれ。

......ってあれか、FoxNewsが登場したのは前世紀末で、共和党・民主党間の対立が激化してきたのも、確か今世紀に入ってから(【米国に広がる政治的対立は政治的思惑、そして民主党対共和党の対立】)。そう考えると、色々と理解納得できる部分があったりする。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年2月10日 07:17に書いた記事です。

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