ネット広告が制作費除いても1兆円を超えた...電通の最新版「日本の広告費」が出たよ

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電通が毎年春先に発表している、日本の広告業界の数量的なレポート「日本の広告費」の最新版が昨日発表された。今年度は色々とどたばたしたから、あるいは一か月ぐらい発行が遅れるとか、下手すると発表は取りやめになる可能性もあるかなあ...とは思っていたのだけど、さすがにそれは無く、いつも通りの発表。

内容は無料ですべて取得できるので、詳しくは各自チェックしてほしいのだけど、大よそは昨年からの流れを継続。広告費そのものは上昇、ネット広告は大きく成長。紙媒体はかなりヤバス、電波媒体は意外に伸びた、通常広告は高安まちまち、的な。

電通に限ると昨年後半は結構軟調さも見せていたし、ネット関連の広告費の仕切り分けが随分と曖昧になってきているので広告費の上でもゆがみが出てくるかなって感じだったんだけど、この「日本の広告費」ではすっきりと読み取れる。表組には掲載されていない数字もコメント部分に見受けられるので、コメントもしっかりと読み解く事をお勧めする。「定額制読み放題サービスなどの電子雑誌市場(同127.1%※)は拡大。「雑誌の読まれ方」に変化が起きている」とかね。

特に業種別の広告費動向では、その業界の勢いそのものが透けて見えるから面白い。これだけで一日はつぶせる、かもね。

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このページは、不破雷蔵が2017年2月24日 07:10に書いた記事です。

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