米国の「対立」は政治的思惑、民主党対共和党、そして......

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米民間調査会社ギャラップが前日発表した調査報告書。各大統領の任期時におけるその大統領の業績などを評価するか否かの平均値。左側が共和党支持者によるもの、真ん中が民主党支持者によるもの、右がその格差。直近のオバマ前大統領では、実のところ両党支持派の間で70pptもの差が出ており、調査の限りでは過去最大の差となっている。また本文中に説明があるけど、就任したばかりのトランプ新大統領では共和党90%、民主党14%で76ppt。記録更新。


各大統領の任期毎に逐次行った調査の結果をグラフ化するとこんな感じになる。例えばGHWブッシュ氏は例外的に差異が少ない時期があったけど、この時にはイラク戦争を成功させて冷戦が終結し、しかも米国の経済が極めて堅調だったから。そのようなイレギュラーな状況を除けば、大よそこの差異、つまり「自分が支持している党の大統領は評価し、支持しない党の大統領は評価しない」状況は、年々顕著なものとなっている。イメージ的にはオールラウンドに評価されているような感のあるオバマ前大統領ですら、支持政党別の評価の格差は極めて大きい。つまり共和党支持者からはまったく評価されていない。

評価格差の広がりについて報告書では、個々が取得できるニュースソースの多様化が一因ではないかとする説明がある。ケーブルテレビの放送局ニュースやインターネットの普及浸透で、情報取得選択肢が増えたため、より自分自身の政治的ポリシーを強化し、意に反するトップへの反発心を大きなものとするのではないかとの話。他方、ネットニュースへの取得時間が増えても、それ以上にテレビや新聞の利用時間は減っているので、あまり増幅に影響はないのではとする考えもあるとのこと。

ともあれ、米大統領への評価は多分に、自分の支持政党出身であるか否かで数字が出てくることになる。そして共和党は保守、民主党はリベラル。さらに報道界隈は多分にリベラル指向であることを頭に入れておく必要があるのだろうな。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年1月27日 07:51に書いた記事です。

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