普通に生活している分には地理とか世界史って関係無いよね...ということは無い

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以前は数学の三角関数周りでも似たような話があった記憶が脳内にちょこんとある気がするのだけど。自らの経験則的なものをもとに、社会科の地理とか世界史は普通に生活している分には必要が無いとする主張がある。その人にとってはそのように思えたのかもしれないけど、それは結果論でしかないし、第一自分自身も気が付かないうちにその知識や経験を利用し、利益を享受している可能性もある。

今件もその一つ。勉学の多くは少なからぬ連動性を有していて、関連する事象の知識があると、するりと理解ができることがある。暗記法でもよく知られているよね、つながりを知っていると記憶の助けになるって。


また、地理や世界史は他人との会話のトリガーとなる場合も多い。直接そのものの知識はもちろんだけど、何かを判断する際の材料、例えば話してよい事、しちゃいけないことの是非を見極める際に、とかね。第三者から見れば笑い話かもしれないけど、当事者にとっては冷や汗ものどころの話じゃないってことも多い。まさに「空気が読めるか否か」の問題で、その空気そのものが地理や歴史にはたくさん埋もれている。


実のところこれは地理や世界史に限った話ではない。例えば何らかの賞をとった作家先生のインタビューをする際に、その先生の作品を調べて読んだり、過去の経歴を調べておくのは、必要最低限の下調べであるけど、それをしないと失礼なあれこれをしかねないってのは想像するに難くない。

自分は役に立たなかったから必要は無いよ、というのは結果論でしかないか、役に立たなかったと思っているだけの話であることが多々ある。そして今の時点で役に立たないとの認識を有していても、今後役に立つ機会があり得るかもしれない。

中には旧態依然で意地と見栄でのみ残っている勉学の類もあるのだろうけど、少なくとも地理や世界史はその類では無いと思うのだな。

            

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記事の内容には賛成です。そして地理とか世界史に限った話でもありませんが、10年もすると状況はけっこう変わっていきますので。高校とか大学でいっぱい勉強しきたとしても、それはそれとして、時々は知識を意識的にアップデートする事も必要だ、と私は思っています。

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このページは、不破雷蔵が2017年1月 3日 06:58に書いた記事です。

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