年末年始の注意事項「モノは動かない」「医療機関は頼れない」

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先日の佐川問題だけでなく、その他の宅配便やゆうパックも遅延が生じているとの報告が多々あり、元々年末は荷物の類が増えるし、運営リソースは減少するのだから、過負荷が生じるのは仕方が無いよなあ、という分析をしながら。

よく考えてみると年末年始だけでなく土日も、基本は「物は動かない」と考えて当然なのだよね。原則お休みなのだから。コンビニなどの普及やネットのインフラとしての浸透で、土日も通常通りの稼働が当たり前のような認識になっているけど。ハレとケの概念とか、メリハリをつけるとかしないと、結局だらだらとした状態が続き、一定期間内の効率って実はかえって減退してしまうのではないかという気もする。

先日触れたように、緊急事態への対応ならともかく、通常時は定時でオシマイ、土日は休み。残業や土日出勤、自宅での作業が日常化しているってのは、スケジュール管理自身に間違いが生じている。


「普段の常識をどのような場所にでも通用すると思ったら大間違い」的な例としては、年末年始などに他所に出かけるケースでも同様。特に万一、出先で医療機関のお世話になるような事案が生じたら、それを実体験することになる。

例えば東京23区内なら、大抵の場所において、徒歩で30分内にいける距離...1キロから2キロぐらいかな...に、複数のコンビニや医療機関を確認できる。しかし郊外などではそれも不可能。都心部と同じような環境が他のところでも用意されているわけでは無いってのを頭に入れ、医療施設のお世話になるような無茶をしないこと。

......というよりは、よく見聞きする話ではあるのだけど、ちょっとでも体調に違和感を覚えたり、リスクの体現化の懸念があるのなら、遠出などの旅行は差し控えること。旅行先での発症は、通常時よりはるかに高いリスクがあるのだから。「せっかく楽しみにしてたのに」と反論するかもしれないけど、その無理強いがさらなる悲劇を生む可能性もあるのだよね。

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このページは、不破雷蔵が2016年12月27日 07:28に書いた記事です。

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