テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、パソコン、スマホ...それぞれのメディアへのプラスイメージの違い

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先日から博報堂のメディア環境研究所の資料をちらほらと再チェックしているのだけど、その中で見つけた興味深い調査結果を。主要メディアの印象やら利用性向やらをまとめたもので、調査方式がネット経由では無いのでメディアバイアスを考えなくても良い、結構貴重なデータ。

で、これは42選択肢のポジティブイメージのうち、それぞれのメディアに対する印象(複数回答)を計算して、上位5位を抽出したもの。上位陣の回答率そのものの高低から、各メディアへのポジティブ感が全体としてどれほどなのかが分かる。雑誌やラジオは今一つって感じ。

他方、それぞれの上位項目を見ると、個々のメディアへの包括的な印象が透けて見えてくる。新聞は勉強になるとかお堅い話が多い、テレビは何となく見続けている、習慣化している、パソコンはお堅いイメージ、スマホなどはスピード感にあふれている、などなど。


同じ資料からもう一つ抜粋。年齢階層別に、情報に関する意見を聞いたもので、多すぎるとか速すぎると思うか否か。概念的な、全体としてのイメージを有するか否かだけど、世間一般的には「高齢者の方が今の情報化社会に追いついていないのでは」という感はあるけど、実際には若年層の方が「多すぎる」「速すぎる」と認識している。

もっとも高齢層は無意識のうちに、自分がとらえきれない情報は無いものとして認識してしまうからなのかもしれない。アンテナの精度が落ちているので、拾う情報も限られるし、頻度もそこそこ。だから手にした情報を精査する上では多すぎるとも速すぎるとも思わない。

でも若年層はアンテナの精度が抜群なので世の中の情報をどんどん拾ってしまう。でもそれを処理する能力はまだ構築過程にあるので、処理しきれなくなってしまう。多くなるし速すぎるとも感じてしまうわけだ。オーバーフローしてしまうのだね。

「多すぎる」「速すぎる」から脱するためには、情報の処理能力を底上げするだけでなく、取捨選択のスキルを上げる事も必要なんだろうなあ、と。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年11月25日 06:49に書いた記事です。

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