寝不足が増えている、理由は仕事や家事で、という話

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1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が、2003年の調査開始以降最多の約4割に達したことが14日、厚生労働省が公表した15年国民健康・栄養調査で分かった。睡眠時間が十分に取れない理由として、男性は「仕事」「健康状態」、女性は「家事」「仕事」を挙げている。

若者の睡眠離れ......というわけではないけれど、他の多数の調査結果でも色々としたいこと、やらなければならないことが増えたせいか、就寝時間が遅くなっている傾向は明らかになっている。その現状が「国民健康・栄養調査」の結果でも明らかになった次第。

理由の選択肢は限定されているけど、なんとなく実情が把握できるのはありがたい。技術の進歩は人の生活を豊かに、健康的にしてくれるはずなのだけど、睡眠不足化が進んでいるのはむしろ逆だよねえ......的な。

ただグラフを見るに、平成19年(2007年)が境目で、それ以前は睡眠時間が増えていたのに、それ以降は減っているってのはどうしたもんだろうか。

景況感の悪化とか、IT化の進行、特にスマホなどでプライベートタイムに使いまくってついつい夜更かししてしまう、そんな状況が頭に想起される。

それにしても「国民健康・栄養調査」って概況は大体12月に入ってから発表されるのが常なのに、今年は妙に早い。と思ったら......

厚生労働省は14日、受動喫煙のない社会を目指すロゴマークを発表した。マークは企業のホームページや印刷物、名刺などで自由に使えるフリー素材だ。同日発表された2015年の国民健康・栄養調査では、20歳以上の男女が過去1カ月間で受動喫煙を経験した場所は飲食店が最も多く、41.4%に上った。厚労省は「ロゴマークを活用し、受動喫煙をなくす機運を高めたい」と説明する。

こんな話があった。恐らくはタイミングを合わせてのものではないかな、という気がする。受動喫煙を無くすってのも難しい話ではあるのだけどね。論理的には喫煙そのものを無くすしかないので、スローガンのレベルで考えればよいのかな。あるいは先日冗談交じり的に話に挙がった「たばこ1箱1000円」ってのも、現実味が増してきたかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2016年11月15日 06:43に書いた記事です。

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