美術品をアクションフィギュアにする発想、テーブル美術館にほれた

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だれもが知っているあの芸術作品が、figmaになって動き出す、それがテーブル美術館です。シリーズ第七弾を迎え、ついに絵画館がオープンいたしました。記念すべき絵画シリーズ第一弾は、エドヴァルド・ムンクの代表作、「叫び」です。「不安」をテーマとしながらも、見る者を惹きつけてやまない世紀末芸術の傑作です。

先日ツイッターのタイムライン上でちらりと目に留め、何かのネタによるフェイク商品かなあと思いアマゾンで検索したらマジモノでびっくりし、その発想の良さと出来栄えの面白ナイスさにもう一度びっくりした件。

いやあ、これ、ぱっと見だと立体化したあの名作にしか見えないんだけど、これがアクションフィギュアとか、なんの冗談なんだか。


冗談ではなくマジモノでした。美術品をアクションフィギュアにするとの発想は、なるほど感。美術品そのものに対する造形も深まるし、色々な可能性を模索することもできる。実に素晴らしい......いや、ちょっと不謹慎かもとの思いを抱く人もいるかもしれないけど、興味関心への切り口は多種多様であるべきだと思うのだよね。それに、見知っているものを色々と「もしも」の世界にいざなわせるってのは、誰もが想像するものだけど、それを体現化できるってのは、やはり偉大に違いなく。


考える人と天使像を例に挙げたけど、このシリーズにはほかにも多種多様なものが登場予定。まぁ、元々多分にネタ的なものであるけど、アクションフィギュアの楽しみ方において、自分の好きなシチュエーションを体現化したり、漫画的な情景を創作して写真に収めて披露するってのが一般化している現状では、大いに活躍してくれるに違いない。

それによく考えてみたら、日本の美術品絡みではすでに以前から、リボルティックタケヤシリーズで似たような発想のモノが登場してたものね。

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このページは、不破雷蔵が2016年11月 5日 06:47に書いた記事です。

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