Googleニュースで事実確認のタグ導入。ただし海外のみ

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今日(米国時間10/13)Googleは、同社の人気ニュースサービスに"fact-check" タグを導入した。これまで同サービスは複数のニュースソースから注目のニュースを集め、「オピニオン」「ローカル」「引用多数」等のタグを付けてグループ分けしてきた。今後読者は、話題の記事のすぐ横にハイライトされた "fact-check"[事実確認]ラベルを見ることになる。


同社は、ファクトチェックサイトの急速な普及がこのタグを導入した理由だと説明する。コンテンツ作者は、用意されているニュース提供元ラベルに加えて、新たにfact-checkタグを記事に付加できるようになる。


米大統領選が過熱しすぎて両陣営の流言が山ほどニュースとして掲載され、それがニュースを集約しているGoogle Newsにも転載されるので、ニュース全体の信ぴょう性がエライことになった。これはあかんということで、ニュースとして配信された記事の内容に関して、第三者的な精査組織のファクトチェックサイトがチェックを成し、問題が無ければ「 "fact-check"[事実確認]」のマークを入れるとの話。

第一報を目にしたときに、検索結果すべてにチェックが入るのかとちょっと期待すると共に、ノートンを入れた時に表示される「OK」「要注意・未精査」「危ない」的なセキュリティチェッカーみたいな形になるのかなあと思っていたのだけど、ニュースだけだったのでちょいと残念。


そういやこんな話もあったらしく、この類の精査は需要があることに違いは無い。日本でも普及浸透すると良いのだけど。

日本のファクトチェックサイトに関しては某機構が「日本唯一の」とつい先日から語り出したけど、少し前の挙動のあれこれや、先日も「ほぼ本当です、米軍情報」な人がトップにいて切り盛りしているメディアと親しい関係にあり、今もなお利用しているところを見るに、とてもじゃないけどファクトチェックサイトを名乗ることはできないと考えている。いくら実績を挙げても、そのようなやらかしを故意的に行い続けている、該当メディアの信ぴょう性、社会性に関して精査能力が無い、あるいはあっても仲間内とか付き合いを優先してしまう証明となる行動をしている以上は、ね。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月17日 06:52に書いた記事です。

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