ヤングキングアワーズ2016年12月号 読了

巻頭カラーは「蒼き鋼のアルペジオ」。例のシーンの再現から始まるのだけど、これってテレビ版はともかく漫画版ではまだ無かったような気が。で、そのシーンで色々と分かってきたような話もちらほら。しかし「撃沈倶楽部」っての複数の解釈ができて、しかもそれが丸っきり活きてるケースもあるし、非常に巧みではある。

「それでも町は廻っている」。似たような話を手塚御大のショートストーリーで見たことがあるので、それに近い終わり方かなと思ったら、色々な意味でメタな終わり方。多分これ、単行本では大規模な描き下ろしで違った締めになる予感。

巻中カラーで「ますらお」が再開。男男っぽい作品がまた一つ増えて、もりもり感。「超人ロック」はちょっとああ、と驚く展開。いや、事前に情報は流れていただろうけど、あの人物が前章でのアレだったとは。なるほど。そしてあのカエルがストーリーに絡んでくる、と。「鬼を飼う」はどうやら陸軍が新しいサイドとして登場しそう。みつどもえ、いやそれ以上かも。

「スーパーカルデジアンシアター」はまた新しい......というか、これ、大丈夫なのか感。もの凄い不安しかない流れで、六道先生の好き勝手感のタガが思いっきりはずれているようにしか思えない。これで人気が出ていれば大万歳なのだけど、この類の流れは丁半博打っぽいからねえ。
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「ドリフターズ」は今回お休み。テレビアニメが堅調らしいので、まぁこれぐらいは。次オブリピンナップは今回は姉さん。一時期見られた不自然さも無くなり、随分と良い感じに。