体の変調を覚えたら「無理してでも就業・就学する」から「休む、病院に」へが常識になるといいな

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例の麻疹(はしか)の件はなお拡散する気配を見せ、状況の深刻さが改めて認識できる次第ではある。同時に、きっかけとなった人の動向を含め、体に変調を覚えた時にどのような行動をとるか、選択をするかに関して、認識を改める、正しいものにする機会なのかもしれない、という感はある。

上のツイートの「不幸中の幸い」という言い回しは微妙に間違っていて、本来ならば「今件を奇貨として」でもすべきなんだろうけど、今さら削除できないので、このような形で。

ともあれ。体調不良などでも無理して出勤・登校しろ的なスパルタな考え、根性のある無しでの判断を賛美する傾向があるのだけど、これを大いに改められるといいなあ、と考えている。そもそも体調不良の時に就業、学習してもろくなことにならない。単調作業ですらケアレスミスが多発する事は必至だし、暗記物や思考物はまず不可能。

それだけなら該当者個人の範ちゅうで留まるけれど、病気の場合は周囲に感染するリスクがある。もしそれが体現化したら、能力低下は周囲に拡散する。それに病気で無くとも体調不良で肉体的なトラブルが生じたら、いや生じなくても、周囲は多分に注意を払う必要があるため、やはり当事者以外にも問題が生じてしまう。

それならば、しっかりと休んでもらう、通院検査してもらい、その穴を他の人が埋めた方が良い。一人の穴が空いても、それ以上は広がらないけれど、下手に中途半端な形で埋めてもかえって厄介事は広がりかねない。

今件事案によって、熱が出ても出勤しろと語る上司がいたら「あの麻疹事案の二の枚をさせるつもりですか。責任取れますか」と語り、抑えられるような状態になれば。いやそんな例を出さなくても、体調不良での欠勤がごく普通に認められるようになれば。「自宅で大人しくてなさい」「病院にいきなさい」が最良の選択肢であり危機管理であることを多くの人が理解できるようになれば。


根性論とか体育系的な発想で判断をしてしまう感は、上司だけでなく当事者自身にもありうる。「このくらいで休んだらみっともない」「作業効率は落ちるかもしれないけど休むと周囲に迷惑をかけるかも」的な。これ、以前かぜ薬のCMまわりで言及した「熱が出るなどの風邪の症状が出てもドリンク剤で出勤しよう」的なイメージの刷り込みも多分にあるような気がする。そしてよく考えてみれば、それには「自分の病理が同僚などに感染するリスクがまったく考慮されていない」という問題があったりするのだな。

根性論の払拭はなかなか容易にはできないので、やはり法的な取締りを考察した方がよいのかもしれないなあ。非ワクチン論者の界隈動向も合わせ。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年9月 5日 07:58に書いた記事です。

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