台風などの自然災害と企業の対応と

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先日日本に接近した後横切る形で上陸した台風10号。各地に大きな被害をもたらし、交通機関もあちこちで停止したり運行に影響が及んだりした。このような状況の場合、出勤しての就業は大きなリスクをもたらし、効率も落ちる。自分が出社しても同僚が出社できるか否かは分からないし、仕事先が稼働しているかも分からない。また、移動中に台風の被害にあう可能性も高まる。桁違いのリスクの中で就業するよりは、大人しく自宅待機をする・させる方が、従業員にも企業にもプラスとなる。ただ、これは保険的な動きであり、仮に何もなかった場合、「なんだ、これならいつも通り出勤してもらえばよかった」と判断してしまう可能性も否定できない。

もっとも、従業員は企業にとっては大切な人財に他ならず。そのお宝へのリスクをできるだけ抑えるのは、中長期的な継続活動を考える上では必要不可欠。そこまで発想が働く企業なら、指摘の通り「社員を大切にする」との考えを持っていると判断する材料の一つになる。

また見方を変えると、ここまでソーシャルメディアなどで情報の共有が進んだ時代では、その決定が不特定多数に周知されることを合わせ考えると、正しい判断をした結果が浸透し、企業のイメージに付加されることまで考える必要があるかもしれない。正しい判断の上で行動すれば、それがじわりと伝わっていく。間違った判断もまたしかり。

仮に誤解や策略による、事実とは異なる、風説的な話として広がったのなら、適切なタイミングで情報の開示をすれば良い......のだけど。昨今ではそれでも押し通される、しかもその押し通しに報道自身が加担する例もあるからねえ。その意味ではやはり、正しいことをしたと判断したら、積極的に情報の開示をしていく方が、賢いやり方なのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2016年8月31日 07:29に書いた記事です。

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