病院は守秘義務の固まり。係わる人たちもまたその意識が必要

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デジカメ機能を持つスマホの普及浸透や、そのスマホの院内利用が電波絡みに関しては認められたことで、色々と状況が変わり、より一層情報漏洩対策が必要になってきたのが病院。不特定多数の人が出入りしうる場所であると共に、中に居る人達の様相、いや中にいること自体がプライバシーのレベルの高い個人情報となってしまう。

さらに昨今では例の某事案に伴い、病院などに足を運んだ関係者が、そこから出て来た後をつけられ、自宅を特定され、色々と周辺界隈を探られるリスクが生じている......というか一部はすでに体現化しているのか。

「報道の自由」とか「知る権利」を振りかざして辺り一体を傷つける犯罪者と表現されても仕方がない感はあるのだけどね。その刃が誰に向けられてもおかしくはないのだから、ごく普通の一般の人にとっても、他人事ではないのだよ。-本来、「報道の自由」とか「知る権利」ってのは、強権で傲慢な権力者の手から不特定多数の便益を守るためであるからこそ、認められるものとして認識されているのだけど、今やその「報道の自由」とか「知る権利」を振り回す報道界隈自身が、強権で傲慢な権力者となっているんじゃないのかな。


これは病院関係者に限った話ではないのだけど。プライバシー関連の話は、第三者が居る場所では口にするべきではない。たとえ勤務先の内部でも。「王様の耳はロバの耳」のように、つい口にしたくなるのは分かるけれど、それで多くの人が、さらには自分自身が痛手を被ったのでは損得勘定が合わないからね。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月 6日 07:50に書いた記事です。

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