「Pokemon GO」が日本にもやってくるということで注意事項をいくつか

| コメント(0)


先日触れた、米国で爆発的人気を博し社会現象まで引き起こしている「Pokemon GO」。イングレスとポケモン要素を足して濃縮したようなゲームだから、一度火をつけたらもう大延焼状態で全米が萌えたって感じ。燃えたじゃなくて。

一方で、イングレス同様プレイヤー自身がリアルに外を出周る(ゲーム内では直接相手が見えないようになっていても)ことから、他のプレイヤーとの接触、個人特定など、プライバシーが侵食されるというリスクが生じる。上記の指摘はゲームに限らず、ソーシャルメディアなどのコミュニティを利用する際にもいえることだけど、情報の露呈は個々が細切れなものでも、リンクをすることで新たな姿が浮かび上がることになってしまうので、紐付けされうる話は極力出さないのが無難。まぁ、自分の本名、ハンドルネームを売りに出したい、セールスしたいのならともかく。都合の良いところだけ利用するってのは不可能(この辺りは新聞記者の実名によるツイートでの問題と同じだな)。


イングレスの時にも結構この辺りは問題になっていたようで、他にも注意をおこたり事故にあってしまうとかいう事例も考えられなくない。米国ではその辺りへの警告がすでに成されているほど。「そんなの知らなかった」と後で悔やんでももう遅い......とは思うのだけど、ツイッターなどでの炎上事案がいまだに止まらないのを見ると、一定率で体現化しちゃうんだろうな。個人が特定されてえらいことになった的なのが。


これも結構問題。単純に確率論的な話なんだけど、利用者が増えれば当然一定率で存在しうるイレギュラーな人の数は増えてくる。0.1%でも1000人集まれば、確率的には1人いることになる。ある程度は仕方がないとすればそれまでなんだけど、該当被害者となった側にはたまったものでないこともまた事実。「Pokemon GO」そのものは面白そうであることに違いはないので、注意するべき点は十分に注意し、一般の社会ルールを守った上で楽しみたいものだね。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年7月14日 06:45に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「「ちくわしか持ってねえ」ができる筆入れ」です。

次の記事は「なるほどそうかも、「Pokemon GO」のようなイングレス系のゲームとVRとの違い」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30