ボカロのPV付き参考書が大ヒットしているとの話

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その参考書とは、学研プラスが4月に発売した「MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える中学歴史」「同 中学理科」(各税込1728円)。前代未聞の「楽曲PV付き」の参考書なのだ。


人気の「ボカロP」(歌声合成ソフト「VOCALOID」を使って楽曲を作るクリエイター)が作詞作曲した学習用の歌を各10曲収録。全曲にプロモーションビデオ(PV)風のオリジナル動画を用意し、スマートフォンで視聴できるようにした。


某芸能人グループが踊りや歌に合わせて歴史上のイベントを楽しく解説する動画がムッチャ受けているのは以前見聞きしたことがあるけれど、ノリはそれに近いのかなあ、という感のお話。ボーカロイドに学習用の曲を歌わせて動画にして、それをCDに収めて付録にした参考書。これがスペシャルな売れ行きを示しているとの話。

説明によると1万部/年が普通の参考書界隈で、2か月で13万部っていう話だから、これは確かにヒットに違いない。......で、どれだけの人が参考書として買ったのか、ボーカロイドのCDがメインで買ったのか。まあ、それはさておくとして。「いまどきの中学生に響く、新しい参考書を作りたい」との企画者の意気込みは極めて善し。結果も出たのだから、今後も大いに期待できる。


単に文字情報だけでなく、絵も、音も、映像も合わせて受けた方が、記憶には残りやすい。これは学習方法としては基本中の基本。加えて自分の興味のあるタイプのメディアなら、なおさらの話。こんなの遊んでるみたいじゃん、と反発する人もいるかもしれないけれど、時代とともに周辺環境に合わせて手法が分かるだけの話。昔はカセットテープとか単語帳だったのが、今ではスマホやボカロ。そんなところかな。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月28日 06:22に書いた記事です。

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