お酒のおつまみを子供の時につまみ食いしていると......

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子供連れで外出した際の食事において、親の食事を子供に取り分けるとか、逆に子供向けの料理を多めに頼んで親はその残りをいただくとか。親子の関係や食の好き嫌い、生活習慣、食事の場などさまざまな条件で違いは生じて来るけれど、その話の中で出てきた一幕。

父親の晩酌には往々にして、子供から見れば不思議な、ステキな、何か別物の食品がテーブルに並べられることになる。その中身がよくわからない、分かっていても自分は滅多に口に出来ないものとなれば、憧れをいだき、食べたくなるのも子供の心境としてはごく当たり前の話。ただでさえ「親の真似をしたい」との心境があるのに加え、なんだか美味しそうに食べているものであれば、自分も食べたくなってくる。

そのようなケースが増えてくると、まあ必然的に、子供自身も父親の晩酌のつまみが好きになってしまう。当方も合わせ、お酒は苦手なのにお酒のおつまみが好きなケースって、子供のころのこんな刷りこみも多分にあるんじゃないかなあ、という気はする。

ちなみにカルパスとは【なるほどそうか、サラミとカルパスの違いを知る】にもある通り、サラミとほとんど同じ。材料成分がちょいと違う位。


お酒のおつまみとしてだけでなく、運動会とか年末の親族が集まる時とかに出される、オードブル系の惣菜セット、あるいはお花見用のつまみセットには、必ずサラミとかツナピコがついてきた。アクセント的なものではあるのだけど、そのような場でしか食する機会が無い子供時分には、スペシャルなごちそうに違いなく。

そのような場面を繰り返していくうちに、それ自身が好物になってしまう。大人からの趣味趣向や慣習の踏襲って見方で考えると、非常に興味深い話には違いない。

ああ、それとタイトルを読み返して気が付いた。「お酒のつまみ」と「つまみ食い」って語呂合わせになってるな。つまみ食いというよりはおすそ分け的な感は強いけれど。

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このページは、不破雷蔵が2016年5月11日 07:31に書いた記事です。

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