「ほうれんそう」より「れんそうほう」

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ビジネスのテクニックというか、新人さんは特に忘れてはならない、覚えおきしておきたい用語の一つが「ほうれんそう」。野菜の一種のアレではなく、「報告」「連絡」「相談」の略で、本来は上司と部下が積極的に意見のやり取りができるための仕組み、手段としての意味合いがあったそうな。今では部下が成すべき事とか、さらには部下がこれをしてしまうと自主的に考えることをおざなりにしてしまうとか、色々と誤解釈やらそこから派生した問題点も指摘されているけれど。

で、「ほうれんそう」はその言い回しの通り、報告・連絡・相談の順。報告は主に下から上、連絡は上下感はあまり無し、相談は上や同輩......的なものではあるのだけど、それを考慮すると、報告・連絡・相談は実際には最初に連絡、そして報告、最後に相談の順ではないかとする指摘。確かにその通り。まずとにかく、上下云々を考慮せずに連絡が大切。


ただ、「ほうれんそう」ができた当初は「れんそうほう」ってなんだろう的な感じで普及はしにくいだろうからあえてほうれん草とリンクしやすい「ほうれんそう」にしたのだろうし、今では「れんそうほう」というと「連想法」よりも「連装砲」が容易に想起されてしまう。それはそれでいいのだろうけど(連装砲ちゃんを忘れずに、的な感じ)、なんだかちょっと違うような気もするのは当方だけだろうか。

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このページは、不破雷蔵が2016年5月11日 07:31に書いた記事です。

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