「報道の自由度ランキング」ガーという意見がまだあるようですが、ならばこちらはという話

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菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」による各国の報道の自由度に関する調査で日本が前年より順位を落としたことについて「どういう基準、判断か全く承知していないが、わが国で表現の自由、報道の自由は極めて確保されている」と反論した。

先日の【毎度おなじみの「世界報道の自由度ランキング」でございます、的な2016年版が登場】からの流れ。その決定プロセスの不透明さや直近年の他国との相対的な順位、日本の過去の得票とその時の情報界隈の情勢を見極めれば、該当ランキングが内輪ネタ的なもの以外の何ものでもなく、先日指摘があったように「流行語大賞」レベルの信頼度に過ぎないのは明確であるにも関わらず、このような質問があり、リソースが費やされた次第。誰だ、聞いた記者は的な。

指摘の通り、それをそのまま用いる報道機関の質が問われるし、あるいはその内情を知った上で叩きの素材に使っているのならもっとタチが悪い。


で、こんな指摘が。国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」ってそんな指標を出していたっけ......ちょいと記憶が無い。ただ、この値が確かならば、その解釈の仕方は大いに納得ができる。特定少数のお仲間内でのランキングが低く、ネット界隈での自由度が高いとなれば、お仲間内での都合が悪いってことになる。自由奔放度ランキングではあるのだけど、その意味合いがより確かなものとなる。


そして色々と調べてみたところ、別の国際団体「Freedom House」が毎年継続的に、該当するランキングを公開していることが分かった。数字は指摘の通りなので、これを指したのだろう。今件では単なる自由度が16位だけど上位陣は1ポイントとかの差なので天井レベルと見て良い。ネットならば7位。そしてこちらでも報道の自由度ランキングはあるけれど、これは41位。ただこちらはポイントの差異がほとんど無く、大体上位陣で固まっている。

さて、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」との差異はどのように解釈すればいいのだろうね。やはり海外のとか、NPOのとかいった権威にひれ伏してしまうっていう性質を利用し、ツールとして用いている感は強い。ならばこちらの方が、より強い権威であると見た方がよいだろう。何しろ調査方法は完全に公開されているし、お身内の順位立てではないからね。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年4月22日 07:06に書いた記事です。

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