一晩たったら自分の思い付きが形になっている時代

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ほんの数年前までは夢まぼろしの話でしかなかった3Dプリンターも、今では民生品がちらほらと出始め、自ら調達して利用する人も出てきている時代。造型を構築するデータ(3D CAD的なもの)そのものがシロウトには扱いにくいので、当方のような人が普通のレーザープリンターでぷちぷちと出力するようなお気軽さまではまだほど遠いけど、確実に世界は進んでいる、夢に近づいている感は強い。

今件では先日発売された「ねこあつめ」のカプセル玩具を発想ネタとし、その猫たちがたわむれる場となる猫タワーを、3Dプリンタで創ったという話。民生用のものであるだけに、まだ構造上の粗さが多少目に留まるけれど(紙粘土や石膏を荒削りしたような雰囲気がある)、すでにこのレベルまで個人で創れる時代になったのだな、と思うと驚き。

これ、データを基に創り上げられたってことは、そのデータを転送する事で、ハードを有している人なら同じものが作れるってことだからね。素材があればいくらでも。要は積み木細工などの設計図を共有できるってこと。「こういうものがつくりたいなー」と思ったことを、データとして構築する技術があれば、実工作は3Dプリンターに丸投げして、創ってもらえるようになる。スゴイ。

レゴではすでに「将来パーツの大まかな部分が3Dプリンタで個人ベースで創られるようになっても問題ない、むしろ大歓迎」との話もある。精度の問題はあるけれど、ミニチュア系のエンタメは大いなる飛躍を遂げるに違いない。また、現状では思いもしなかった使い方も生み出されるだろう。しかも倫理、法令上の問題がなければ、日本国内だけでなく、世界で共有できる、通用するものとなる。

色々な意味で未来をかいまみた感があるのは当方だけではあるまい。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年4月12日 07:25に書いた記事です。

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