若者５９％が車購入意向なし 自工会調査、堅実志向が浮き彫り（SankeiBiz） - Yahoo!ニュース https://t.co/gdrXtY7QqN #Yahooニュース
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月10日
2015年度乗用車市場動向調査について(日本自動車工業会) https://t.co/rOtd68ZOoE pic.twitter.com/W47cZsGrFe
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月10日
記事題名だけで主旨が説明し終えてしまう、身もふたもない話ではあるのだけど。日本自動車工業会が定期的に行っているこの調査、数年前に精査した時も数字の違いはあれど大よそ似たような結果が出ていたし、他の類似調査でも特段違う結果は出てこない。若者が自動車との距離を置いているのは、お金が無いから。色々と便利になっているので相対的に必要性が低くなっているし。地方では自動車の必要性が上昇するので購入する比率は増加するけれど、やはりコストの問題があり、軽自動車に傾注してしまう。
デフレ不況による所得減少からの購買力低下を購買意欲の低下にすり替える言論、 もうそろそろ本格的に飽きたので主張する人間を火炙りの刑にする等の処置を取るべきだと思う。 ＞RT
— 内海 (@u23mjag) 2016年4月10日
買いたくないではなく、買えない。なので買う意欲も無くなってくる。最初から意欲が無いのではなく、それを想起させる元本が無いだけ。色々細かい副次的要因はあるけれど、結局はこれ。小遣いを渡さない子供に「何で自分のお金でおもちゃを買わないの」としかっても意味が無いのと同じ。購買意欲の低下は問題じゃない。意欲を想起させる源となるお金自体が無いのだから。
今の若い人特有の消費傾向って「カネがない」で九割九分くらい説明がつくので、変に捻ったこと考えても大体意味がない。
— knt（黒猫亭） (@chronekotei) 2016年4月10日
「理由は「買わなくても生活できる」のほか、「駐車場代などお金がかかる」「お金はクルマ以外に使いたい」と経済的な回答が多かった。」ほら、要するにカネがないから買わないんだよ(笑)。
— knt（黒猫亭） (@chronekotei) 2016年4月10日
「買えないから買わない」って選択肢しかないんだから、買わないことをポジティブに意味附けようとするに決まっているので、「カネがない」以外の回答を真に受けてどうこう分析しても意味がない。
— knt（黒猫亭） (@chronekotei) 2016年4月10日
カネがあってクルマが買えるんなら、買うことにポジティブな意味附けをするし、買えないんだったら買わないことにポジティブな意味附けをする。人間って普通そんなもんだろ。自分が何か欲しくても絶望的に手に入らないってことを不満に思っているばかりだと前向きに生きていけないじゃん。
— knt（黒猫亭） (@chronekotei) 2016年4月10日
若者の消費マインドが変わってきたとかじゃなくてさ、誰だって今現在貧乏で将来も貧乏で下手すりゃ今より貧乏になると思ったら、必要最低限のものだけ買って後は貯金するだろ。普通はそう謂うものだってだけの話だよ。
— knt（黒猫亭） (@chronekotei) 2016年4月10日
大した給料もらってない若者がローン組んでクルマ買って車検ごとに買い換えていた時代なんてさ、今貧乏でも将来もっとカネが入ってくると自分も思い社会もそう思っていたから、そう謂う前提でクルマのローンのシステムが出来上がっていたってだけの話なんだよな。
— knt（黒猫亭） (@chronekotei) 2016年4月10日
今の若者特有の消費傾向を見て何かを考えるのであれば「ああ、人間ってカネも先行きの希望もないとこう謂う行動を採るのが合理的なんだな」ってことじゃないかな。
— knt（黒猫亭） (@chronekotei) 2016年4月10日
若年層における「お金が無い」ってのは現状だけの話では無い。現状だけなら「ローンを組んで買えばよい」とする意見もあるだろうけど、将来に向けた可処分所得上昇の機運が薄い、あまり期待できない状況なのが現実。現状だけでなく、未来においても「お金が無い」的な雰囲気が蔓延している。終身雇用制はどんどん無くなっていき、社会保険料はボンガボンガ上乗せされる。職の上でも年上ががっつりと詰まった状態で上には登りにくい。オマケに年上の人は呪詛のごとく「日本はダメだ」「脱成長」と語りかけてくる。これでは内に構えてしまっても仕方がない。
恐らく自動車関連の業界の中でも、一部にはその辺りの事情まで理解している人もいるのだろう。でもそれをいっちゃあおしめえよ、的な話なので、あえてその結論は出していないのではいなかあ、という感もある。
ちなみにこの調査、若年層などの行動性向に関しても色々と興味深い値が出ていますので、チェックをすることをお勧めします。当方は覚えおき。ちょいとタスクがアレなので（°ω°）https://t.co/8z20IERrAN
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月10日
ちなみに今調査は自動車周りが中心だけど、それ以外にも消費者性向、特に若年層の考えに関して、色々と興味深い調査項目がある。機会があれば精査することをお勧めしたい。当方もやりたいけどねえ......1日48時間ぐらいあればできるかな、というところ。
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