クルーグマン氏と総理らとの対談の内容と、それに絡んだ解釈と

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今回の判断に当たって、首相は、今月16日に始まった「国際金融経済分析会合」での議論を重視した。会合では、米プリンストン大のポール・クルーグマン名誉教授や米コロンビア大のジョセフ・スティグリッツ教授が「日本を含め世界経済は弱さが蔓延(まんえん)している」「28年はリーマン・ショック後で最悪だった27年より弱くなる」と消費税増税の先送りを強く求めた。

先日来日したポール・クルーグマン名誉教授やジョセフ・スティグリッツ教授との対談。特にクルーグマン氏との対談に関してはその後同氏自身が議事録を自分のツイッターアカウントを介して公開したこともあり、色々と物議をかもしている。内容を見るに、こりゃ日本政府側から公式なものとして出すのは立場的に難しいのだろうし、けれども情報そのものは開示された方が良いものであるから、当事者の一人であるクルーグマン氏から公知してもらうのが一番なのだろうな、という判断に至ったと考えると、色々と腑に落ちる。まさに「ルパンを追いかけていたら、とんでもないものを見つけてしまった!どーしよう?」的な。


この議事録に関してはすでに複数ルートで日本語訳されている。まぁ、誤解釈はともかく、歪曲、曲解の類があったとしても、一次ソースがすでに開示されているのだから、その類のやらかしはすぐに訂正されてしまう。ともあれ、内容に関してはオフレコだよとしているものまで含めて、色々と興味深い話が寄せられているので、原文と合わせて必見に違いない。......なんか話の流れを見るに、オフレコ云々って部分はあるに違いないのだけど、半ば開示されることを見越した上で語っている雰囲気が強いんだよね、これ。ある意味、舞台劇を見ているような。


本当に素で間違っているのか、あるいは意図的な誤解釈をして「自分が主張したいこと」を伝えようとしているのか、デマを広めたいのか、その真意は分からないけれど、当然この類の切り貼りやら奇妙な解釈による情報はすでにいくつか確認されているし、今後も出て来るに違いない。一般大手報道からも成される可能性はある。

ただ今件ではすでに一次情報が公知され誰もが取得できる状況にあるため、容易にその真偽を確認することはできる。例えそれが大手新聞社などによるものだったとして、「こんな解釈もできるもん」と主張しても「どこをどうやったらこの原文からそのように読めるの?」と相手の読解力にF評価の焼き印をプレゼントすることも可能。

まぁ、今日明日には色々と動きがあるかもしれないね。

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このページは、不破雷蔵が2016年3月29日 07:48に書いた記事です。

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