大洗春祭り 海楽フェスタに登場した新型「戦車」と地域文化の発展と

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映画効果もあってか昨年よりもさらに来場客が増えたとして大いに盛り上がった、大洗の「大洗春祭り 海楽フェスタ」。毎年自作の戦車が増えていくその様相は、「ガルパン」が世に放たれる前から見たら異様な雰囲気だったに違いない......どころかバッシングの嵐だったのだろう。個人的にこれに「艦これ」も混ぜて、陸海の模造兵器が山ほど集まる場に進化してほしいものだけど。

で、その場に登場した数々の自作戦車(っぽい車両)を見るのも楽しみの一つではあるのだけど。今回特に注目したのが、このヘッツァー......的なトロッコ列車。恐らくは子供向けイベント用に前から存在していた、トラクター+トロッコ車両をベースとして、トラクター部分にヘッツァーのモデルをヘッドマーク的につけて、おさるの電車みたいな感じにしたもの。戦車っぽい、「ガルパン」っぽいのはヘッツァー部分だけなんだけど、それでも十分周囲には理解され納得され受け入れられる。もうちょっと車高を下げた方が前方は観やすいのではないかなあ、という野暮な話はさておくとして、ノリが良い方向に走った例ではある。

元々小型車両ってこともあってヘッツァーが起用されたのだろうけど、次回は恐らくカール自走臼砲あたりで類似編成もでてくるような気がするし、このノリは大好きなのでもっとやってほしい。

また、トロッコ周りの編成を見るに、レゴの「フレンズ パーティートレイン」ですぐに似たようなのが作れそうだよなあ、でもトラクターの部分はどうしよう、特にヘッツァーのヘッドマーク的なところは作るのが難しそうだなあとか思ったりもする。

それはさておき。


指摘されている通り、このヘッツァー型パーティートレイン(待て)は、地域の社会文化の変遷、進化変容をリアルタイムで見ているようで、非常に興味深い。地域社会文化の研究の際の、良い材料になるのではないかなと、すら思ったりもする。「らき☆すた」で有名になった鷲宮町......今は久喜市か、も似たような独自文化が創生されている感があるし、単に現在の流行物として見る以外に、文化の生成との切り口で探究すると、面白い実情が理解確認できるかもしれない。

※追記:


とのこと。ますます再現意欲が沸いてきた......人もいるのではないかな。

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このページは、不破雷蔵が2016年3月21日 07:49に書いた記事です。

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