「バールのようなもの」ではなく「バール」だった事案

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24日午前6時ごろ、大井町金手のドコモショップ大井松田店の防犯センサーが作動、通報を受けた神奈川県警松田署員が駆け付けたところ、店内にバールを持った男を発見した。男は1時間半以上にわたり店内に立てこもったが、警察官の説得に応じて観念し、建造物侵入と窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕された。

この類の事件でよく使われる言い回しが「バールのようなもの」。実際には単なる鉄の棒だったりカナヅチだったりゴルフクラブだったりと色々なケースがあるのだろうけど、現行犯でその場で物品を取得確認出来ない限りは、一様に「バールのようなもの」でくくっている雰囲気がある。今件は現行犯で逮捕され、特定できたこともあり、「バールを持った」と表現されている。ある意味、珍しい。

「バールのようなもの」とは結局、鉄の棒状のもので第三者が耳にした時に容易に想起できるものだから、代名詞的に「バール」が使われているのだろう。ただ、現在ではバールそのものの知名度がかなり危うい状態であることを考えると、将来は何かに取って代わられるかもしれない。もっとも、近しいものってあまりない。単純に鉄の棒になるのだろうか。あるいは「てつのつるぎ」とか「ひのきのぼう」とか? まさか「ライトセーバー」とかってのは無いよなあ。


という話もあるけれど、プライバーは当方は全然知らない。知名度もさほど高くないので、代名詞的に使うのは難しいかもしれない。


無論、バースのようなものでもない。


この「バールのようなもの」に関しては指摘の通り、落語のネタとしても存在するそうな。あるいはこれって、報道界隈での方言に近いもので、今では時代錯誤的なものになっているのではないかな。「バール」って何かを尋ねられて、ちゃんと答えられる人、ビジュアルがイメージできる人ってどれぐらい居るんだろう。

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このページは、不破雷蔵が2016年2月25日 07:11に書いた記事です。

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