「高層階に住む人は心停止時の生存率が低い」シンプルでなるほどな、その理由とは

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高層階に住む人は心停止を起こした際の生存率が低いことが、新たな研究で明らかにされた。3階以上では、上階になるほど生存率が低下し、16階以上では生存の可能性が「ほぼゼロ」であるという。その理由は単純に、第一対応者の到着に時間がかかり、治療が遅れるためであると、研究を率いたヨーク地区救急サービス(カナダ)のIan Drennan氏は述べている。

高層階における長期の居住に関して、色々な分析や推測、実体験談がちまたでネタとなっている。経年変化における実証実験がまだ行えるほどでは無いので、裏付けのあるものは少ないけれど、幼少時において高層階に住んでいると、健康や学習面で色々と問題が生じるとの指摘はある(まぁ、これは単純に、高層階居住者ほど地表に出る機会が少なくなるので、生活のさまざまな場面で身につく体験感覚が少なくなるからってことらしい)。

今件もタイトルを見た時には「高層階だと気圧の問題とか重力とかが、心臓トラブルと何か関係でもあるのかな」と思ったのだけど、フタを開けてみればなるほど感。要は現場にたどり着くまでに、より時間がかかるので、リスクが大きくなるというもの。

記事ではこの状況を少しでも改善するために、言葉通り一刻でも早く現場に救急隊員がたどり着ける施策を色々と打つ必要があるとしている。


確かに防災周りは色々と法的な縛りがあるけれど、救急救命に関する手配はどれほどなされているのか......というか、現実的には非常に難しいよね、これって。病院内に住んでいるとかなら話は別だけど。

病院が近所にあるか否かってのは結構問題に登るけれど、高度の面で時間がかかるか否かってのはあまり論議の対象にはなっていない。数分の違いでしかないから、平面の距離感とは違うからってのもあるのだろうけど、今後この類の問題も色々と出てくるのかもしれないな。

かといって医師の類を砲弾みたいに飛ばして高層階の現場に直行させるわけにもいかないし(笑)。スーパーマンじゃないんだから。

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このページは、不破雷蔵が2016年1月29日 07:03に書いた記事です。

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