新聞社・記者が語りたいことを有名人の肩書で裏付け...個人の情報発信手段の浸透で容易にバレる新聞の「手口」

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当方は芸能界にはあまり詳しくないので、SMAPの解散騒ぎに関しても「なんだかすごいことが起きた、芸能界やテレビ界隈では超激震だよなあ」という認識位しかない。権利問題とか今後色々と大変そうだし、内部的にはかなりのカオスな状況があるようだけど、その辺は詳しい人にお任せ。

で、その関係でちょいとネタ的に出てきたのがこの話。関係がありそうな著名人へ感想を聞いたけれど、その内容はまったく生かされず、それで没にするのならまだしも、まったくの創作文が掲載され、語ったことになってしまっている。

芸能人の挙動に関するコメントぐらい、別にいいじゃないか、とする意見もあるだろう。でも、これ、非常にマズイお話。

今件で把握されてしまったのは、新聞社が行うインタビューにそれ自身の意味は無く、新聞社が語りたいことに対して権威付けをするため、著名な人の名前を使っているだけということ。そりゃ全部が全部というわけではないけれど、この類の結果が出てしまった以上、他にどれだけ似たような事案があるのか、疑わしくなる。

どれが本当に本人の語った内容で、どれが新聞社、記者の創作や主張を盛り込んで著名人が語ったことにされているのか。読者には判断のしようが無い。必然的に記事全体、新聞社そのものの信頼性ががくっと落ちることになる。「書かれてある事、本当なの? 記者の作り話じゃないの?」と突っ込まれても仕方がない。ましてや実名が出てこない、一般の人の語りなど「これきっと新聞社側が作った創作文だよね」と思われてしまうだろう。「世論は現場から拾ってくるんじゃない、デスクで造るんだ」的な。

さらに今後、インタビューを受けるアプローチがあったとしても「自分の言動を捏造されるのでお断りします」的なケースも出てくるだろう。

まぁ、個人の情報発信ツールが浸透すると、この類の実情が容易に暴露される、という良い例ではある。

さて、この新聞社はどこだろうね。

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このページは、不破雷蔵が2016年1月14日 07:39に書いた記事です。

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