資格雑誌も休刊、ネット化へ...「ケイコとマナブ」など休刊しネット配信へ

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株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健、以下リクルートライフスタイル)は、スクール情報誌『ケイコとマナブ』、資格専門誌『稼げる資格』、通信講座の総合情報誌『通信講座大事典』を休刊し、今後は学びの総合サイト『ケイコとマナブ.net』にて、資格や習い事に関するメディアを一本化し、サービス強化をしてまいります。


昨今、インターネットの普及やスマートフォンの所有率が高まる中、インターネットを利用し資格や習い事に関する情報取得や資料請求などを行う方が増えております。この流れを受け情報誌の休刊を決定し、資格取得や習い事に関する情報発信および予約に関するサービス提供は、学びの総合サイト『ケイコとマナブ.net』に注力していきます。なお、生徒と先生のマッチングサービス『おしえるまなべる』も終了いたします。


当方が時折使うスーパーでも、買い物を袋に収める場所のテーブルには山ほど資格取得のための案内チラシや小冊子が置かれているけれど、その山が減ったところは見た事がない。資格ビジネスは未だに堅調だとしても、その情報を紙媒体から取得するような需要はがくんと減っているはず。何しろこの類のはネットで検索するのが一番分かりやすい。動画での説明もあるし。

実際にどこまで需要が減退したのは記載されていないけれど、販売しているリクルート側でも2004年からスタートしたネット版の動き、さらには雑誌からのシフト状況を十分把握したようで、休刊の判断をせざるを得ない数字が出たように見える。リリースの「この流れを受け」の裏には、どれだけの実数値があるのか。

手元に持ち歩く必要がある、手軽さ、ぱっと見の良さから、資格関係誌ほどのシフトは起きていないはずだけど、似たようなパターンとしてエリア情報誌も結構大変な気がする。よほどの発想の転換や、巧みな手法を見出さない限り、同じような歩みを示す......と思ったけれど、高齢層を中心にスマホを持たない人も一定数いるので、さすがにエリア情報誌が無くなることは無いか。ただ、採算性の上で閉じざるを得ない可能性はあるなあ......。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年1月14日 07:10に書いた記事です。

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