「知っていたらRT」「RT集まったら何かします」の類はアカウントをたどることを推奨

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ツイッターでは自分自身が直接フォローをしていなくとも、自分のフォロワーが公式リツイートをすることにより、自分のフォローしていない人のツイートがタイムライン上に挙がってくることがある。公式リツイートは大本のツイートした人の発言であることを明記しながら、公式リツイートした人の発言でもあることを意味するからね。ウェブ上に掲載れされているチラシのデータをダウンロードしてプリントアウトし、それを道端で配るようなもの。

で、今朝方公式リツイートの形で、昔メジャーだったメロン型のケースに収められたアイスクリームの写真と共に「知っていたらRT、どれぐらい知られているか調べています」的なものがあった。......のだけど、このパターン何度か目にしているし、それほど長期間にわたって調査されていたっけ、と疑問に感じ、ツイートしたアカウントをたどってみたら案の定。それ系のリツイート稼ぎ、フォロワー稼ぎのツイートばかり。結局、くだんの釣りイメージ画像と短縮URLを用いた詐称ツイートと同じ穴のムジナ。

個人の自由、表現の自由だから別にいいじゃん。そんな考えも一理ある。ただ、この類のツイート、話が本来の手口、目的とは別の理由のために使われているのを容認してしまうと、本来の目的利用も合わせた、手法そのものへの猜疑感が世間一般に広まってしまう。

街中での寄付を求める行為とか、ボランティア活動、NPOの活動とかが好例。募金活動を悪用して自分の懐を温めている事例が多数摘発された、街中で目に留める募金の人達すべてに、怪しいなあと思うようになってしまう。要は暗黙の了解的な領域を逸脱した悪手は、それが個人の自由云々という大義名分があっても、場合によっては積極的に糾弾していかないと、もっと広い範囲で多くの人が損をしてしまうことになる。

まぁ、とりわけツイッターってのは短文の集合体だから、つい条件反射的に反応してしまうことも多いし、わざわざ確認するのも面倒くさいことに違いはないんだけどね。注意しておくことに越したことはない、と。


これも似たような話だよね。同じアカウント名ならまだしも、アカウントの凍結解除に合わせ、名前等を変えて別人を装い、同じようなやらかしを繰り返す人が居ないとは限らないので。

結局は日頃からの行動が、信頼を積み重ねていくってことになるんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月 9日 07:28に書いた記事です。

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