子供が読みたい本と、親が読ませたい本と

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これは読み物での話ではあるけれど、他にも例えばテレビ番組とかゲームとか、友達との付き合いとか、その他色々な、子供が興味関心を抱いた対象で言えるのではないかなあ、という話。もちろん親側の理想、信念、教育方針ってのはあるのだし、例えばこの事案で子供が18禁的な本とかを選んだのなら話は別だけど(マッドマックスだったらどうだろう......というのはさておくとして)。やはり色々と考えてしまう。

これ、以前にも触れた気がするのだけど、子供の世界では親をはじめとした大人の存在って、絶対神的な立ち位置にあり、逆らう、意見をするってのは、「ありえない」レベルの話なんだよね。でも成長と共に自我が確立され、その「自分の意見を述べる」意志が強まり、一定ラインを超えると、これまでの圧縮されてきた感情が一気に吐き出され、いわゆる「反抗期」的なものとなる。

その反抗期にいたらずとも、自らの想いを親にアピールするってのは、とても大切な感情、自我の発起。だから今件のように、頭ごなしに否定すると、色々とトラウマになりかねない。本嫌いになっちゃうかもなあ、という不安もある。


推薦図書を選択するのは、それが楽だから。あるいは集団意識的なもの。「●×が薦めるのだから」「皆が読んでいるっぽいから」という裏付けで安心してしまう。あるいは責任回避を認識してしまう。そしてその選択が間違いだったという結論は決して出ないので(間違った本の選択をすると、本が爆発するとか「不正解です」のシールを貼られるってことはないし、単独の本の選択でダイナミックな変化が生じることもない)、ますます安心する。

子供が自分で選択するとの意志を持ち始めたら、それを尊重しないと、自我が上手く育たない。それを望む親ならそれはそれで構わないのだけど、あまりよろしくない結果になると思うのだな。


子供が選んできた本次第だけど、この方法論が比較的オススメ。これなら子供も親も満足できるからね。親が選んだ本の方が楽しい、面白いと子供が判断すれば、子供の親に対する心服度もアップするし。それだけに、親側も必死になる次第。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月30日 08:06に書いた記事です。

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