スリーエフとローソンが資本業務提携との話

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本提携は、両社の経営の独立性及び固有の企業ブランド・文化を維持した上で、商品等の共同開発・共同仕入、共同販売促進キャンペーンの実施、及びその他経営効率を高めるための情報共有などで協業することにより、競争力のあるコンビニエンスストア事業に関する戦略的パートナーシップを組成することを目的としております。


本提携に伴い、両社は、ローソンがスリーエフの既存株主が保有する普通株式の一部を取得することを想定しております。また両社は、今後当事者間での具体的な協議を進め、平成27年12月下旬を目途に本提携に関する資本業務提携契約を締結する予定です。


提携にいたった話はまあありがちなテンプレなのでざっと読みすれば良いとして。内容としてはローソンがスリーエフの株式を5%ぐらい取得して、その上で色々な業務提携をする、その内容は今後お話しませう、といったもの。

スリーエフは関東に根を貼る中堅コンビニチェーン店だけど、

ローソン...19620億円/12276店舗

スリーエフ...816億円/558店舗(関東中心)


と、規模は大きく異なる。実質的にはローソンが関東の地盤をより強固なものとするための足掛かり的な感はある。人口密集地帯への展開の方が割が良いってのは当然の話ではある。

むしろツイートでも指摘しているけど、スリーエフって最近小規模本屋レベルの書籍・雑誌を導入するタイプとしてのコンビニ展開を行い、これが大きな成果を挙げているんだよね。そしてローソンも書籍限定だけれど似たような専用棚の設置による本格的な印刷物の導入を行っている。この辺りで協業を行いそうな気がするんだけどな......まぁ、当方の想い過ごしかもしれないけれど。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月28日 06:40に書いた記事です。

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