立体造形が作れる未来のペンが商品化されたようです

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株式会社メガハウス(バンダイナムコグループ、代表取締役社長:奥山嚴/東京都台東区)は、特殊樹脂で絵を描き、光で固めて、立体物を作りだすことができる3Dペン『3Dドリームアーツペン』を、2015年11月上旬に発売します。光で固める3Dペンは、国内玩具市場では初の商品化になります。


『3Dドリームアーツペン』は、専用ペンで絵や文字を書き、マジカルライトで固めることで、立体物が描ける不思議なアートトイです。専用ペンのインクは光で固まる特別なアクリル樹脂で、マジカルライトの光は身体に安全な可視光線です。熱や紫外線を使用していないので、お子様でも安心して楽しめます。各商品ごとに動物や乗り物など、あらかじめデザインが描かれたデザインシート(※)が入っており、そのデザインをなぞっていくので、複雑な立体物でも簡単に作る事ができます。『3Dドリームアーツペン』の公式ホームページでは、月ごとに新しいデザインシートや店頭での体験イベントに参加した方向けのデザインシートも順次公開予定です。あなたが描いたオリジナルの立体アートで、机の上が自分だけのファンタジーワールドに生まれ変わります。


類似コンセプトの玩具は以前海外版を紹介したこともあるので、ファーストサプライズの類はないのだけど、やはりその実物が国内で展開され、その様相を動画で見ると、未来にきたような不思議感を覚えさせられる。仕組みとしてはリリースを読めば大体わかるのだけど、大よそは粘質系の液体をシートに沿って出していき、それに専用のライトの光を当てて硬化。立体化した上で修正して造形を作るというもの。飴細工に近いところもあるのかなあ、という気はする。

このツールの面白いところは、提供されるのが素材で、具体的に何を作るか・作れるかは設計図となるデザインシート次第であることから、ネット上などで逐次新たなシートを提供していくことにより、多種多様なアイテムを作る可能性が広がるってこと。......ぶっちゃけると第三者が独自のシートを作っても問題は無い。元々美術センスのある人には、新たな腕の発揮どころという気もする。

消耗品の耐久性というか利用可能な量(インク!?)がどれほどなのかがちょっと気になるところではあるのだけど、発売後には実作品の成果がソーシャルメディアなり動画サイトに挙がるはずなので、それに期待したいところ。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月29日 06:25に書いた記事です。

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