セーブアイコンの由来を知らない世代がフロッピーディスクの実物を見ると

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どこまでが事実で、あるいはネタなのかは定かではないけれど、あながち丸ごとネタとも言い切れないような小噺。ワープロソフトやオフィスなどの事務作業用ソフトの操作系インターフェイス上のボタンに記されている、その機能を表すアイコンのうち、記録保全を意味するセーブアイコンとして使われているフロッピーディスク。形状からして5インチでは無く3.5インチの方なんだけど、現在はほとんど実物は使われていないし、店舗でも見かける事は滅多にない。

そこでその実物を12歳の子供に見せたところ、フロッピーディスクそのものとしての認識ではなく、セーブアイコンを3Dプリンタで出力したと思ってしまったという、ジェネレーションギャップを覚えてしまう一幕。

実際、この類の「実物は今やほとんど使われていない、目にすることは無いけれど、象徴的に使われているデザインや表現」って、案外少なくない。

今使っている文字入力ソフトのインターフェイスを見返すと、書類を入れるフォルダやプリンタ、虫眼鏡、ハサミの類は今でも実物が多分に使われているので十分理解はできるけれど、確かにフロッピーディスクは時代の流れに取り残された感は否めない。将来的には何に取って代わるのだろうか。あくまでも象徴的なデザインとしてフロッピーディスクのままとなるのか、SDカードやUSBメモリスティック的なものになるのか、それともタンスの引き出しや宝箱的なデザインにしてしまうのか。


そういえばLEDの照明も電球色とか50W形相当との表現が今なお使われているのは、ある意味違和感を覚えるところもある。基準となるものが存在しない、使われなくなっても生き残り続けると、基準との比較ができなくなり、相対的に比べるしか方法が無くなる。将来東京ドームが建て替えなどで無くなっても、なお面積に関して東京ドーム何個分と表現するような。

現実問題としては、フロッピーディスクを知っている、使った経験がある人が半数を切るぐらいにならないと、アイコンのデザイン変更は行われないだろう。そして恐らくは「もう誰も使っていないけれど、今更変更したってむしろ混乱するだけだから、このままでいいや」ってことになるのではないかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月23日 07:06に書いた記事です。

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