ヤフーの個人ニュースの巻末にサムネイル付き「あわせて読みたい」なるものが。リロードすると内容が変わるので固定では無くロジックで選別されている模様。これができるブログパーツがあるといいなあ http://t.co/FRYiO5gkBY pic.twitter.com/0B30vhVFjE
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 11
先日自分の記事の投稿後における再確認をしていた時の話。文末に見慣れない要素が目に留まり、ちょいと注意を払ってみると「あわせて読みたい」なる項目が。「リコメンデット・バイ・ヤフージャパン」とあるので、ヤフー自身のロジックによる追加機能のようだ。何度かリロードしたり、他の記事で確認した限りでは、同一投稿者の記事を中心に類似性のある記事の中から、ランダムでサムネイル付きで表示するようだ。恐らく複数のパラメータが設定されていて、それと乱数を合わせて抽出記事を選択しているのだろう。
また、類似記事か否かについては、コンテンツマッチ(コンテキストマッチ)方式で抽出しているっぽい。つまり、その記事の重要と思われるキーワードを持つ他の記事を選択候補とするもの。ある記事にガンダムのことがたくさん書かれていれば、本文にも当然「ガンダム」が複数回出てくる。「あわせて読みたい」の記事の候補にも、似たように本文中にガンダムを多分に含むものが選ばれるという次第。
で、この仕組みを取り入れるのには、同機能を有するブログパーツを導入するか、提供されているブログサービスを使うしかない。ライブドアブログでは一時導入する予定だったけれど、いつの間にか立ち消えになってしまっている。海外の無料サービスとしてはLinkwithinが有名だけれど、コンテンツマッチ性は正直悪い(元々英語版のサービスだからねえ)。日本ではいくつかブログパーツの提供もあるようだけど、商用向けで個人ベースでの利用は無理っぽい。いつか使えるようになるといいなあ......。
閑話休題。このタイプの機能ってのは例えばアマゾンのように、読者の行動性向まで含め、多種多様な切り口でオススメページを見せたりするものがあると、さらに色々と面白い事になるような気がする。特定の検索ワードでそのページに来訪した場合には「ガンダムならばこちらの記事も」、該当ページが他のページと連携する形で読まれているのなら「この記事を読んだ人はこの記事も読んでいます」と見せ方を変えるとか。その意味ではホント、アマゾンは参考になるんだよね。
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