キュレーションサービスは利用者自身が楽しむものであって第三者にお薦めする時には今二つ三つ的なもの

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具体名を挙げると色々と問題があるので、あえて抽象的な形で表現しておくけれど。いわゆるキュレーション的なサービスがそれなりに普及していることもあり、それを通じてニュースや論説記事などを、ソーシャルメディアから第三者、自分の知り合い・フォロワーに推挙する事例をちらほら見受けるようになった。

例えばS社の場合は短縮URLがその会社のものを使い、ハッシュタグなどで「そこから持ってきましたよ」ってのが分かるような形で推挙できるボタンがあるようで、そんなフォーマットのツイートなどを見かける。でも短縮URLの先は、推挙したい記事そのもの。だからその文言を読んだ人は、直接お薦めされている記事にすぐたどり着ける。

でも今回問題視しているところはそうじゃない。リンク先は推挙している記事へのリンク、そしてそのサービスが雇っているキュレーターだかコメンテイターなどの数行の感想がずらずらと並ぶページ。ニュースを観たいのにニュースバラエティーを見せられ、しかも最初にニュースそのものの全貌では無く、コメンテイターのコメントを見聞きさせられるような、そんな違和感。

これ、どこかで感じたのと同じ感覚。そう、悪質系まとめサイトやアンテナ系サイトをお薦めされてリンクを辿った時のがっかり感と同じなんだよね。【俺は題名が表示されている記事そのものを読みたい、リンク集を観たいんじゃないんだ】と構造的には同じ。

利用者本人がそのキュレーションサービスを使うのなら特に問題はないけれど、第三者に広げる時には、一次ソースを勧めてほしい。「他人がオススメしているコメントをオススメしている」わけではないのですから。昨今の読者がコメントできるタイプの法人ニュースサイトにしても、ニュース本編のあとにコメントが表記されるのではなく、最初にニュース本文が掲載されるよね?

例えば「Aってウェブ漫画面白いよ。ストーリー仕立てが良いし絵も丁寧で躍動感にあふれてる」との推奨と、その掲載先と思われるURLがあれば、その推奨文から読みたいと判断してAを求めにリンクをたどるわけで。Aに関する他の推奨や解説を読みたいわけでは無く。

物凄い雑な例えだと、「この映画面白いよ」と言われて行ってみると、映画のCMで良く見かける「全米が泣いた」「感動しました」「もう一度見てみたいよ」的なサクラ的コメントを語る人が廊下にずらりと並んでいて、それらを耳にしないと劇場内部に入れない感じ。 そんなのはイヤだ。

「イヤならそのリンクをたどらなければいいじゃん」。確かにそうなんだけどね。独自の圧縮URLを使っているわけではないので、ぱっと見では分からないんだよね...。困ったもんだ。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月 7日 06:42に書いた記事です。

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