少年非行の印象と、スマホ普及の問題と

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内閣府が、少年非行について、世論調査を行ったところ、スマートフォンやインターネットなどの普及により、簡単に暴力や性に関する有害な情報を手に入れられる社会環境に問題があると答えた人が、70%近くに上りました。

内閣府の同じの世論調査で、インターネット上で精査が可能なデータが出るのは、速報版が連休明け、細かいデータが出るのは一か月後位になるので、記事の素材にするか否かはちょっと考えた後で。どうも回答者の年齢階層別にチェックする必要がありそうな事案なので。

というのは、5年前の調査要目を見ても、この「少年非行」の言葉の定義そのものが曖昧で、犯罪行為、つまり違法行為のみを意味するのか、それとも違法行為には至らないものの常識的・良識的にはよろしくないものまで含むのか(例えば「非行少年」すべてが犯罪者では無い)、認識しきった上で回答者が回答しているのかが良くわからない。恐らくはぼやっとしたイメージで、犯罪行為云々はあまり関係が無いような。例えばスマホのし過ぎで睡眠不足、テストで悪い点を取る。それも「少年非行」にとらえられる可能性も多々ある。その辺りの印象は、年齢階層、あるいは世代で大きく変わってくる。

で、犯罪行為そのものに限れば、対人口比も実態数も減少中。で、あるから、今件の調査結果に関しては、伝えられている限りにおいては、「そのように見えてしまう」「非行と思われている現象≒大人のコントロールに従わない事案が増加している認識がある」と見た方が無難。

そしてその「そのように見える」については、実のところ、報道が緻密になり、情報そのものが増えたのが大きな要因。例えば外食チェーン店の異物混入事件。同程度の事案は一定量で発声している・しうるにも関わらず、昨年夏以降数か月に限り、多発していたように思えたよね? そんな感じ。

どうも速報的に伝えられた内容を観る限りでは、伝え手側が調査の意図をつかみきれてない感じがするし、それに対して単に「実犯罪数は率もあわせ減っている」とだけで反発するのも片手落ちだね、きっと。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月21日 08:12に書いた記事です。

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