スマホと透明プラ板で疑似的なホログラムを楽しむ方法

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ツイートを最初に見た時にはマジモノの3Dホログラムかと思ったのだけど、後に調べ直すとこれが疑似的なものであったことが分かったけれど、どちらにしても興味深い話には違いないというもの。プラ板はCDケースの切り貼りで代用できるし、しかけもいたってシンプル。元データの仕組みを見れば分かるのだけど、厳密には3Dそのものの描写ではなく、2Dのデータが立体のように見えるだけ。元々2Dの画像を左右反転して90度ずつ傾けた画像を用いるわけだからね。だから例えば、人のデータを創って投影させ、反対側から見れば背中が見えるってわけではない。下から見れば以下略。


で、このスマホで疑似的ホログラム。直近では8月頭に技術的指南と実例を含めた話が動画として海外でまとめられ、それを国内で記事として展開されて話題に登ったようだ。繰り返しになるけれど本物の3Dではなく疑似的、視覚効果としてのもの......ではあるけれど、面白い話には違いない。商品紹介を単に動画で見せるより、より立体感のあるものとして展開させる手口になるんじゃないかな。投影用のアイテムは構造が容易だから、それこそ数百円でスーパーやコンビニでも販売できそう。


ただ、この技術を利用できる動画を探していくと、2年ほど前から「Holographic」とのキーワードで複数が確認できる。どうやら元々数年前からあったものが、先の技術指南動画で再び盛り上がったような感じがする。もっともスマホの浸透率は2年で随分と浸透しているから、技術ハードルが低いのであれば、実用性......というか商用的な面での可能性はさらに高まっているといえるのではないかな。「子供だまし」という人もいるかもしれないけど、子供だましで十分な分野って結構あるよね。


加えてこんな指摘も。これが正しいか否かは実証していないので、あくまでも覚え書きとして。板一枚プラスαで済むのなら、構造はもっと簡単になる。ただ、現在流れているのが4枚仕立てになっているのは、その方が視覚効果が明確に出るから、なのかもしれない。

夏休みの宿題の課題としてはぴったり......ってもう夏休み終わってるやん。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月 4日 07:44に書いた記事です。

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