30人の負傷者、意識不明者までと報じられるまくら投げの実態とは

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米ニューヨーク(New York)州ウェストポイント(West Point)の陸軍士官学校(United States Military Academy)で、初年度の夏季訓練を修了した学生らによる恒例の「枕投げ」がエスカレートし、30人が負傷していたことが明らかになった。


4日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、陸軍士官学校で8月20日に行われた「伝統の枕投げ」により24人が脳震とうを起こすなど計30人が負傷した。脚の骨折や肩の脱臼なども報告された。


まくら投げというと修学旅行などで同室で寝る事になった生徒同士が、自分の枕を相手に投げ合って雪合戦のようなことをやるのをイメージするのだけど、以前紹介したように最近ではまくら投げそのものが競技としてルール化され、試合なども行われている。一方で、学校の決まりが厳しくなっている昨今では、夜更かししてのコイバナはともかく、まくら投げはあまりないんじゃないかな......という感想が第一印象のニュース。意識不明云々ってのは本文の最後にある「殴られて意識を失った学生1人が授業に復帰していない」からのもの。

どれだけ激しいまくら投げなんだよ、それ、と思って該当動画を探したのだけれど。


イメージと違う。まくら投げではなく、枕を武器にした武装蜂起、騒乱状態。しかもよく見ると、まくらだけじゃなくてマットレスを持ち出して突進している筋もある。記事では「ヘルメットを枕の中に」との表記があるけど、その状態で振り回していたら、ヌンチャク的なものと何ら変わりない。それでは多数の負傷者が出るのも当然の話。

米陸軍士官学校の枕投げは、2012年に枕の中に金庫を入れた学生がいたために翌年は中止された。

との表記も元記事にはある。そもそもどうやって枕に金庫が入るのだろう。手持ちの小型金庫? それはそれで凶悪な気がする。雪合戦で石を中に入れるのと同じで、世の中にはやって良いこととやっちゃいけないことがある。その見極めは軍隊でも重要で、「同窓意識を育む」以上に周知しなきゃいけない話ではないかな。ヘルメットを入れた学生が特定できたとして、その学生は士官としてふさわしい人物か否か、再検証する必要があるのだろうね。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月 6日 06:24に書いた記事です。

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